龍見空です。
まずは動画解説をご覧ください。
今日のテーマは常日頃から購入者様やこれから購入される方に申し上げていることで、新しいインジケーターを購入されたら、必ず1ヶ月以上はデモ口座で取引の訓練をして欲しいということに関する記事です。
たかがデモ口座、されどデモ口座です。
MT4がFXトレードにおいて優れていることの一つにリアルと同じ環境で何度でもデモ口座取引ができるということがあります。
レートの遅延もほとんど感じないほど、リアルとほぼ同じ環境で取引の訓練ができることはとても優位性のあることだと考えています。
相場を退場する方の多くはいきなりリアル口座でハイレバ取引をして口座が破綻するケースも多く、現在は国内業者のレバが25倍と低くはなりましたが、証拠金ギリギリで多くのポジションを取った場合には、破綻するリスクはハイレバと大きは変わりません。
リアル口座破綻という最も避けなければならない非常事態に対して、あまりにも経験不足、練習不足であるがためにそういうことが起きてしまいます。
かといって、デモ口座でしかしないような練習をすることも意味がありませんので、あくまでもリアル口座で取引する手法や資金管理と同じ方法にこだわって、まるでリアルの資金を扱うような思いで取引をすることが前提条件ではあります。
デモ口座での訓練を馬鹿にする方が多いようですが、果たしてそうでしょうか?
こうしてリアルの手法と寸分違わぬ手法で繰り返し訓練したものは全くの無駄でしょうか?
無駄だと思う方はいくら儲かっても本当の自分の財布の中身が全く増えないことを無駄だという方もいるでしょう。
他にも、緊張感や不安や恐怖心などが比較にならないほど、デモ口座ではリラックスできるのでそこの温度差が大きすぎるという意見もあるでしょう。
そこで1ヶ月間というデモ口座での訓練の成果を試す時が来ると思います。
確かにいつまでもデモ口座で取引していても、自分の口座の資金は増えませんからね。
でも、最大のメリットをお忘れではありませんか?
慣れないインジケーターや新しい手法を思う存分試しても、例え何度口座が破綻しても、リアルで大切な資金は一円も減っていないという事実です。
現金をリスクに1mmmも晒すことなく手法の検証や訓練が納得行くまで出来たというメリットです。
そして時が来て、いよいよリアルでの取引ですが、やはり最初は少額資金からがお勧めです。
口座が破綻する可能性を常に秘めているFXトレードですから、一撃で失っても生活には全く支障の無い金額。
ちょっとした現金での衝動買いする程度の金額。
私の場合は、3万円くらいが少額資金です。
30万円を一撃で失うのは少し痛い気がしますね。
300万円だとかなり痛い金額です。
3000万円だと死にたくなるかも知れません。
そこは人それぞれの価値観ですが、逆に全く痛くも痒くも無い三千円ほどの金額だと、簡単に失っても何とも無いので、それは逆に緊張感が無さすぎてしまいます。
少し痛い程度を自問自答して少額資金の金額を決定しましょう。
デモ口座でしっかりと1ヶ月以上訓練し、納得いかなければ、さらに1ヶ月訓練期間を伸ばしましょう。
飛行パイロットの訓練生を養成している指導員や講師になったつもりで、自分のことを「この訓練生は命をかけて大空に飛び立つのに十分な飛行訓練を地上で行ったか?」自問自答してみましょう。
この生徒は本物の飛行機で訓練するだけのスキルがあると思うか?
訓練に対して真摯な態度で真面目に取り組んできたか?
客観的に自分の裁量トレードの成績をみて、手法の確立が出来てきたかを判断しましょう。
いざ!大空へ!
となれば、自分なりに決めた少し痛い程度の少額資金を口座に振り込み、デモ口座で十分訓練したことと全く同じ手法で試してみましょう。
それでは今日のブログはこれで終わりです。
またこのブログでお会いしましょう。
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